アガリクスは産地、栽培方法などで製品の特徴が異なる

2018年6月15日

アガリクスは産地、栽培方法などで製品の特徴が異なる

原産地

執筆者:元井章智

無農薬野菜や、無添加食品、減塩食品、オイルフリーなど、家族の健康を考えて少しでも体に優しい食材選びをされている方も多いことでしょう。食事は元気の源。毎日食べるものだからこそ、気を配るのは当然です。

 

そうした日々の健康維持を心掛けている方の多くは、サプリメントを毎日摂取しているという話をよく耳にします。サプリメントも食事と同じように、体内に入るものですから、品質の良い製品を選ぶことがとても大切になってきます。

 

サプリメント・健康食品の分野で多くの方々に愛用されているアガリクス製品は、専門のメーカーに限らず、多種多彩な製品を扱う健康食品メーカーなどからも数多く販売されています。

 

産地、栽培方法、製造方法、原材料などは、各メーカーによって異なり、そのためアガリクス製品はすべてが同じ高品質とは限らないのも実情です。

 

ドラッグストアやインターネットショップなどには、さまざまなアガリクス製品が並んでおり、実際、どれを選んで良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

サプリメントは、継続して毎日摂取することが、健康維持へとつながります。品質の良いアガリクス製品と出合うために覚えておきたいアガリクスの要点を解説していきます。

補完代替療法としても注目されるアガリクスとは?

アガリクスはキノコの一種で、和名を「カワリハラタケ」「ヒメマツタケ」などと呼びます。学名は「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」、「アガリクス・ブラジリエンシス」、「アガリクス・サブルフェセンス」などとされ、世界各国で栽培されています。

 

アガリクスはもともと、南米ブランジルのピエダーテ地方に自生していたキノコの一種で、原住民の間では「幻のキノコ」「神のキノコ」「太陽のキノコ」などと呼ばれ大切にしてきました。

 

アガリクスが日本に入ってきたのは1965年ごろといわれています。日本はブラジルのような環境が整わないので、ハウスでアガリクスを栽培するようになりました。以後、アガリクスの研究も盛んに行われ多くの有用性が確認され、健康食品・サプリメントとして広く知れ渡るようになったのです。

 

近年は、国内の一般病院やクリニックで保険治療(主に西洋医学)をサポートする補完代替療法として多くの方に利用されています。

品質の良いアガリクスに最も適した栽培地とは?

現在、日本国内に流通しているアガリクス製品の産地は、原産地ブラジルの他に日本、中国などが主なものです。

 

日本産の食材は世界的にも安全性が高く、小さな子どもも安心して口にすることができます。

 

しかし、アガリクスの栽培となると、日本の土壌や風土は適していません。

 

生育環境は食物の栄養素の構成にもかかわってくるので、品質の良いアガリクスを収穫するためには土壌の環境はとても大切なのですが、土地の狭い日本は同じ場所で繰り返し農薬物を育てていくので、土地は痩せ、栄養価も下がり、品質の良いアガリクスを収穫できる望みは少ないといえるのです。

 

お隣の中国は、広大な面積を有する国としても有名です。国土の広さという観点からすればブラジルに見劣りすることはありませんが、世界的にも問題視されているPM2.5などの大気汚染をはじめ水質汚染、土壌汚染など環境汚染が深刻化しています。

 

さらに中国から乾燥キノコを輸出する際にはカビの繁殖を抑えるために、大量のホルマリンを用いることが知られています。過去には、中国産アガリクスを摂取して肝機能障害などの副作用を起こしたという事実もあります。

 

こういった側面から考えても、中国産のアガリクスの栄養価や体内に摂取して健康になれるのか?というのには疑問が残ります。

 

原産地ブラジルは、世界最大の熱帯雨林や、500万種類以上もの生物が生息するといわれる世界最大河川のアマゾン川を有する地。美しい空気や水にも恵まれ、一年中温暖な気候にあります。このような背景からブラジルがアガリクス栽培に適した地であることは間違いないでしょう。

ブラジルの大自然

(手つかずの大自然が残るアガリクスの原産地ブラジル)

小さなハウス栽培のアガリクス、その5倍もの大きさに成長するブラジル原産のアガリクス

国内で販売されているアガリクス製品は、日本産、ブラジル産、中国産いずれにしても、そのほとんどがハウス栽培によるアガリクスを原料に製品化されたものです。

 

アガリクスのハウス栽培は、日光を一切遮断した小屋の中で行われます。天候に左右されることもなく収穫量は常に安定し、市場には安価で大量に出荷されています。しかし天然もののアガリクスとはまるで別物で、見た目は小さく、アガリクス本来の大きさには育ちません。

ハウス栽培

(日光を遮った人工的な環境で行われるハウス栽培)

ハウス栽培

(ハウス栽培されたアガリクスは小さく、アガリクス本来の大きさには育ちません)

 

現在、天然のアガリクスに最も近いといわれているのが、ブラジル産露地栽培のアガリクスです。アガリクスは自然の下で栽培するのはとても難しく、収穫量もごくわずかになります。

 

現在、ブラジルで露地栽培するのは、弊社のブラジル農場以外にはほとんどありません。弊社のこだわりは、アガリクスを一度でも栽培した土地は一切使わないということです。

 

ブラジルの広大な土地を常に新しく開墾しているため、痩せた土地での栽培になったり、土壌汚染を心配したりする必要はまったくありません。

 

農場

(露地栽培を行っているアガリクス農場)

キングアガリクス

(自然環境の中、露地栽培されたアガリクス)

 

収穫したアガリクスは、ハウス栽培ものと比較すると5倍ほども大きく生育します。傘は肉厚で、手のひらに乗せるとずっしりとした重みがあります。

サイズの比較

(左:ハウス栽培アガリクス  右:露地栽培アガリクス)

キングアガリクス

(私 元井章智がブラジルの農場視察に行ったときに撮影した写真。顔くらいの大きさにまで育ちます)

 

その見た目同様に栄養素の含有量もケタ違いで、ブラジル産露地栽培アガリクスを原料とした弊社の「キングアガリクス」と、日本産ハウス栽培を原料としたアガリクス製品を比較すると、アガリクスの主成分であるβ-グルカンは約1.5倍、世界的に注目されているビタミンDが約34倍、カルシウムが約26倍、銅は約10倍含まれているという結果がでています。

β-グルカンビタミンD

アガリクスの栄養素

研究・開発の実績を持つ専門メーカーを選ぶ大切さ

国内だけでもアガリクスを製造・販売しているメーカーは山ほどあります。専門メーカーだけでなく、食品企業やサプリメントメーカーとさまざまです。

 

アガリクス製品の安全性や有用性に関しては、各メーカー・企業が研究開発により確証されるもので、すべてのアガリクス製品が同品質というわけではありません。

 

そのため、購入する際には、製造元が確かなデータを持っているかがとても重要になってくるわけです。

 

弊社は、アガリクス専門メーカーとして、長年の研究開発の実績があります。弊社の製品に用いられている菌株「キング・アガリクス21株(=KA21株)」は、国際論文発表が28本と、多数あるアガリクスの菌株の中でも最多の数を誇ります。

論文数

また実際に健康な方に飲んでいただいた安全性研究を行っているのも弊社の強みです。

 

ブラジル産露地栽培のキングアガリクスは、健康な人が通常の3〜6倍量(9g)を6カ月間摂取したところ、肝機能や腎機能へ障害が出ず副作用もないということが確認されました。この研究データは、順天堂大学医学部、東京薬科大学のグループが論文発表しています。

 

しかし、残念ながら、研究開発の指標となる論文発表が1本もないメーカーも実在します。品質の良いアガリクス製品かを見極めるためには、製品の裏付けとなるデータを持っている専門メーカーを選ぶことが大切です。

 

原産地ブラジルで露地栽培されたものを選びましょう

天然に最も近い品質の良いアガリクスは、原産地ブラジルで露地栽培されたものです。大自然の恵みをたっぷりと吸収したアガリクスは、安価で大量に出回るハウス栽培ものとは比べ物にならないほど有用性が高くなっています。

 

信頼できる原材料を使い、しっかりとしたデータを持っているアガリクス専門メーカーの製品を選び、その効果を実感してください。

 

執筆者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

 

PS.

私たちのキングアガリクスに人工添加物を一切加えず、キングアガリクス100%で製品化した製品が【キングアガリクス100】です。

 

現在、人間用、ペット用の2製品があり、それぞれ以下のサイトでご購入頂けます。

キングアガリクス100

【キングアガリクス100(人間用)】

キングアガリクス100(人間用)12袋セットのご購入はこちらをクリック

 

キングアガリクス100ペット用

【キングアガリクス100ペット用】

キングアガリクス100ペット用のご購入はこちらをクリック

 

本サイト掲載情報の元となったアガリクス・キングアガリクスに関する研究施設

●東栄新薬株式会社

アガリクスの専門メーカーとして、ブラジルで露地栽培したキングアガリクスの研究開発を行っています。キングアガリクスの研究開発を20年以上行っており、アガリクスメーカー最多となる28本の国際論文を発表しています。

日本獣医皮膚科学会賛助会員、比較統合医療学会賛助会員、日本獣医がん学会賛助会員、公益財団法人 日本動物愛護協会

主な学会発表実績:日本薬学会(1996~2019)、国際薬用キノコ学会(2003、2013、2015、2017、2019)、欧州免疫学会(2015)、国際免疫学会(2016)、日本生体防御学会(2017)、日本獣医学会(2017)、国際微生物学連合(2017)、日本動物臨床医学会(2018)、日本獣医がん学会(2019)

 

東京薬科大学免疫学教室
キノコ研究では世界的に権威ある研究室
アガリクス・キングアガリクスに関する研究を20年以上行い、これまでに24本の国際論文を発表
安全性試験の他、アガリクスの主成分であるβ-グルカンに対する研究を実施
本サイト掲載情報執筆の際に引用した主な論文
N.Ohno et al.,Biol Pharm Bull,24,820-828(2001)

 

東京大学食の安全研究センター
キングアガリクスが自律神経にどのような影響を与えるかを研究
本サイト掲載情報執筆の際に引用した論文
Tubone H, at el. Journal of Medicinal Food 17 (3) 295-301 (2014)

 

慶應義塾大学SFC研究所
キングアガリクスが生体にどのような影響を与えるかを研究

 

●順天堂大学医学部
キングアガリクスの安全性などに対するヒト臨床試験を実施
本サイト掲載情報執筆の際に引用した論文
Y.Liu et al.,Evid Based Complement Alternat Med,5,205-219(2008)

 

●近畿大学医学部
キングアガリクスが代謝・内分泌にどのような影響を与えるかを研究
本サイト掲載情報執筆の際に引用した論文
Atusoko, N. et al. Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition(Advance Publication 2011)

 

麻布大学獣医学部
キングアガリクスがウィルスにどのような影響を与えるかを研究
本サイト掲載情報執筆の際に引用した論文
Nao, E. et al. Biocontrol Science, 2017, Vol.22, No.3, 171-174

 

国立長寿医療研究センター
キングアガリクスの寿命に与える影響を研究

 

●その他の参照情報

国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報

がんの補完代替医療ガイドブック

編集:厚生労働省がん研究助成金「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究」班

監修:日本補完代替医療学会

 

本サイトに引用した主な論文
ホームページ内のアガリクスに関する情報は、自社発表論文(番号を赤字で記載)を含め以下の公開論文の内容を元に執筆しています。

1) S.P.Wasser et al.,Int J Med Mushrooms,4,267-290(2002)
2) RW.Kerrigan et al.,Mycologia,97,12-24(2005)
3) K.Wisitrassameewong et al.,Saudi J Biol Sci,19,131-146(2012)
4) Y.Liu et al.,Evid Based Complement Alternat Med,5,205-219(2008)
5) N.Ohno et al.,Pharm Pharmacol Lett,11,87-90(2001)
6) S.Hashimoto et al.,Int J Med Mushrooms,8,329-341(2006)
7) N.Ohno et al.,Biol Pharm Bull,24,820-828(2001)
8) D.Yamanaka et al.,BMC Complement Altern Med,14,454(2014)
9) D.Yamanaka et al.,Immunopharmacol Immunotoxicol,34,561-570(2012)
10) D.Yamanaka et al.,Int Immunopharmacol,14,311-319(2012)
11) N.Ohno et al.,Carbohydr Res,316,161-172(1999)
12) M. Motoi et al.,Int J Med Mushrooms,17,799-817(2015)
13) I. Hyodo et al., J Clin Oncol 2005; 23: 2645-54.
14) 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報
15)Y.Adachi et al., Chem. Pharm. Bull 38(2)477-481(1990)
16) K. Yoshimura et al., Int J Urol. 2010 Jun;17(6):548-54
17) 山中大輔, 元井章智他: βグルカンの基礎研究と応用・利用の動向,10,216-226,シーエムシー出版,東京(2018)
18)G.Alena at el., Intergr Med (Encinitas)2014 Feb; 13(1): 32–44.