薬とアガリクス製品の飲み合わせは大丈夫?

薬とアガリクス製品の飲み合わせは大丈夫?

薬

執筆者:元井章智

健康食品・サプリメントを日々の食生活に取り入れている方が近年増加しています。これは、多くの方が自分の体調管理や健康維持にとても関心があるという現れではないでしょうか。

そうした方々の多くが心配されているのは、健康食品・サプリメントと薬の飲み合わせによる相互作用です。

健康食品・サプリメントの分野で注目を浴びているアガリクスに関していえば、原料そのものとしては人間が摂取する上で、医薬品やサプリメントとの相互作用がないと考えられています。

しかし、アガリクス製品は、製造するメーカーによって品質が異なることが分かっていて、製品によっては、薬の代謝に関わる肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。

実際に過去には、粗悪な中国産アガリクスによる肝機能障害などの報告があるので、アガリクス選びには注意が必要です。

このコラムでは、健康食品・サプリメントと薬との相互作用の解説と合わせて、高品質なアガリクス製品を選ぶ重要なポイントを説明していきます。

体に良くない影響が出る飲み合わせとは?

薬や食品には、一緒に飲んだり、食べたりすると良くない組み合わせがあります。そのことを知らずに飲み合わせたり、食べ合わせたりした場合、身体に悪い影響を及ぼすことがあります。

よく耳にする相互作用とは、薬と薬の飲み合わせ、薬と食品の食べ合わせによって、薬の作用が強くなり過ぎたり、弱めてしまったりすることをいいます。

薬の効果が強過ぎた場合、肝機能障害や副作用を起こすことがあったり、薬の効果が弱い場合は、病気が治りにくくなったりしてしまうこともあります。

厚生労働省のホームページでは「一緒に飲むことを避けた方がよい組み合わせ」を掲載しています。一例を紹介しましょう。

  • カルシウム拮抗薬(高血圧の薬)と、グレープフルーツジュース
  • 眠気防止薬とコーヒー、エナジードリンクなどのカフェインを含む飲料
  • ワルファリン(血を固まりにくくする薬)と、納豆やクロレラ食品
  • クランベリージュースとワルファリン(血を固まりにくくする薬)
  • コエンザイムQ10とコレステロール低下薬
  • カモミールと経口避妊薬

アガリクス製品の相互作用については、特定の医薬品やアガリクス製品以外の健康食品・サプリメントとの相互作用に関しての動物実験で、問題があったという報告はありません。

これまで通り、ドクターに処方されている薬や薬局で購入した薬、日頃から摂取している健康食品・サプリメントも安心して飲んでいただけます。

粗悪なアガリクス製品による肝機能障害に注意!

しかし、店頭やインターネットで販売されているすべてのアガリクス製品が、安全というとわけではありません。

アガリクス製品は、弊社のような専門メーカーから、多様なサプリメントを扱う健康食品メーカーまでが、製造・販売しており、品質は産地や栽培方法などによって大きな差があることが分かっています。

価格に関しても安価なものから高価なものまでと幅があります。過去に、安価な中国産の粗悪なアガリクス製品の摂取によって、肝機能障害(劇症肝炎)を起こしたという事例が報告されています。

また薬や健康食品・サプリメントの多くは、肝臓で分解されたのち、体外に排出されます。そのため多量の薬を摂取することによって、肝臓に負担が掛かり過ぎることがあります。

さらに抗生物質、解熱・鎮痛剤、中枢神経作用薬、抗がん剤などは、もともと肝臓に負担を掛けてしまう薬とされており、肝機能障害を引き起こす可能性もあるとされています。

日々の食生活や薬の服用などで、肝臓に負担をかけている人はもちろんのこと、健康な人であっても、アガリクス製品を摂取する際には品質の良いものを選ぶことが大切です。

品質の良いアガリクスの条件とは

アガリクス製品は産地、栽培方法、菌株などによって、品質に大きな差があることが分かっています。では品質の良いアガリクス製品とはどういったものでしょう。

現在、国内で流通するアガリクス製品は、日本、ブラジル、中国産などがあります。そのほとんどがハウス栽培で収穫したアガリクスを原料にしています。

ハウス栽培は太陽光を一切遮断したジメジメとした小屋で行われます。天候に左右されないため栽培はしやすく、収穫量は一定で、そのため安価で大量に流通することができます。

ハウス栽培

(太陽光を遮断した人工的な環境で行われるアガリクスのハウス栽培)

ハウス栽培アガリクス

(一般的なハウス栽培アガリクス 安価で大量生産が可能)

ハウス栽培のほかには、太陽の光の下で生育させる露地栽培という方法があります。ブラジルの大自然の中で露地栽培により収穫したものが、天然に最も近いアガリクスといわれております。

農場

(アガリクスの原産地=ブラジルの大自然の中で行われる露地栽培)

キングアガリクス

(天然に最も近いとされる露地栽培アガリクス 太陽光を浴びて育ちます)

この露地栽培は自然環境の影響を受けるため非常に難しく、一般のハウス栽培に比べて約10倍のコストがかかり、収穫量もほんのわずかです。

そのため市場には滅多に出回ることがなく、大変希少価値のあるアガリクスと評価されています。実際にブラジルで露地栽培に取り組んでいるのは、弊社のブラジル農場以外にはほとんどありません。

キングアガリクスの生産者

(ブラジルのにある露地栽培アガリクスの農場)

アガリクスは一般的なキノコと同じく、土壌の環境が生育に大きく影響します。手付かずの大自然が残るブラジルの肥えた土壌こそが、品質の良いアガリクスには必要不可欠なのです。

ブラジルの強い太陽の日差し、澄んだ空気と美しい水をたっぷりと吸収したブラジル産露地栽培アガリクスは、大きく太く立派に生育します。

サイズの比較

(左:ハウス栽培アガリクス  右:露地栽培アガリクス)

さらに弊社のブラジル農場は、無農薬栽培を行っています。また、常に栄養価の豊富なアガリクスを育てるために、一度でもアガリクスを栽培した土地は使用せず、新しく土地を開墾しているので、肥沃な大地で大きく育ったアガリクスが収穫できます。

キングアガリクス

(露地栽培はブラジルの大自然の中、常に新しい農地を開墾して行われます)

栽培方法によって、栄養成分の含有量にも違いがあります。弊社のブラジル産露地栽培アガリクス=「キングアガリクス」と、日本産ハウス栽培アガリクスの栄養素を比較したデータがあります。

それによると、ブラジル産露地栽培のアガリクスは日本産ハウス栽培のものに比べて、βグルカンは約1.5倍、世界的に注目されているビタミンDが約34倍、カルシウムが約26倍、銅は約10倍という結果が出ています。

β-グルカン

アガリクスの栄養素

確かな商品を選んで、健康な日々を

弊社の「キングアガリクス」は、ブラジル産露地栽培アガリクスだけを用いて、日本の製薬会社やサプリメント工場で製造を行った確かな製品です。残留農薬検査、重金属検査もきちんと実施しており、どなたでも安心して摂取できます。

ドクターから処方されているお薬、他のサプリメントと一緒に摂取しても問題ありませんので安心してお飲みください。家族みなさんの健康維持のためにも、アガリクス100%の製品をおすすめします。

執筆者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー