栽培方法や産地で違う、アガリクスの栄養成分

栽培方法や産地で違う、アガリクスの栄養成分

栄養成分

執筆者:元井章智

子どもからお年寄りまで安心して摂取できるアガリクスは、家族みんなの健康維持には欠かせないサプリメント・健康食品です。多種多様なアガリクス製品が、店頭には多く並んでいますが、それらは全て同じ品質ではないことをご存知でしょうか。

アガリクス製品は、産地や栽培方法などによって栄養素の含有量や安全性や有用性が異なり、その品質はバラバラなのです。家族が安心して口にできるアガリクス製品を選ぶ際の重要なポイントを解説していきます。

アガリクス製品は「原材料や製品でかなり品質に差異がある」と厚生労働省が注意喚起

アガリクス製品は産地、栽培方法が異なることで、品質に大きな差があります。

原産地ブラジルでは長年の食経験があり、アガリクスは安全性の高いキノコですが、過去に粗悪な中国産アガリクスによる肝機能障害が引き起こされました。

そのため、国立健康・栄養研究所のデータベース「健康食品」の安全性・有効性情報では、アガリクスは「菌株、栽培条件、産地により、その特性や含有成分が異なる」と明記されており、厚生労働省では「原材料や製品でかなり品質に差異がある」と注意喚起しています。

現在、国内で流通するアガリクス製品は、日本、ブラジル、中国産などがあります。そのほとんどが、ハウス栽培によるものを原料として製品化しています。しかし、アガリクスのハウス栽培は光を一切遮断した人工的な環境で行われるため、栄養価は低く、アガリクス本来の大きさには育ちません。

ハウス栽培

(光を遮断し人工的な環境で行われるハウス栽培)

ハウス栽培

(ハウス栽培アガリクス アガリクス本来の大きさには育ちません)

一方、ブラジルの大自然の下で露地栽培したアガリクスを原料としているのが、弊社の「キングアガリクス」です。過酷な自然環境の中、ブラジルの大地の恵みをたっぷり吸収してそだった露地栽培ものは、傘の大きさも太さも背丈も約5倍以上の大きさにまで成長します。

キングアガリクス

(ブラジル産露地栽培アガリクス=キングアガリクス)

サイズの比較

(サイズの比較 左:ハウス栽培  右:露地栽培キングアガリクス)

また有用成分を比較してみると、キングアガリクス(ブラジル産露地栽培)と、日本産のハウス栽培アガリクスでは、β-グルカンは1.5倍、世界的に注目されているビタミンDが約34倍、日本人が不足しがちなカルシウムが約26倍、銅が約10倍という驚くような含有量で、栄養成分の高さが実証されています。

β-グルカン

アガリクスの栄養素

ブラジルの手付かずの地を常に新しく開墾。完全無農薬の露地栽培

粗悪な中国産アガリクス製品が引き起こした肝機能障害の事例では、中国の食への安全体制が問題視されました。

中国は、近年急速な経済発展や近代化に伴って、PM2.5などの大気汚染をはじめ水質汚染、土壌汚染など環境汚染が深刻化しています。また、中国から乾燥キノコを輸出する際には、カビの繁殖を抑えるために、大量のホルマリンを用いることが分かっています。こうした環境下で栽培された農産物は、決して体に良いとはいえません。

弊社のキングアガリクスは、弊社ブラジル農場の徹底した管理の下、栽培が行われています。栽培農地は、一度でもアガリクスを栽培した土地は使わずに、ブラジルの手付かずの地を常に新しく開墾し、完全無農薬で露地栽培しています。土壌汚染の心配もない安全な土地で育ったアガリクスを毎朝収穫し、長時間の低温乾燥で栄養を凝縮させます。

農場

(露地栽培農場 常に新しい農場を切り開いて無農薬で栽培されます)

キングアガリクスの生産者

(徹底した品質管理下で栽培された露地栽培キングアガリクス)

その後、乾燥アガリクスは日本へ空輸され、国内の製薬会社やサプリメント工場で製品化されます。残留農薬検査、重金属検査をしっかりと行った安心安全のアガリクス製品となります。

国際論文数28本!最多の研究実績を誇るアガリクスの菌株

アガリクスの代表的な菌株は、弊社の「キングアガリクス」が使用している「KA21(キング・アガリクス21)株」をはじめ、岩出101株、ITO-S株などがあります。中でもKA21株は、アガリクスの菌株の中で最も研究実績があることが分かっています。

東京薬科大学免疫学教室、東京大学食の安全研究センター、慶應義塾大学医学部、順天堂大学医学部、麻布大学医学部などの先端学術機関と弊社は、20年以上にわたり研究開発に取り組んできました。

これまでの研究によると、KA21株は、通常量(1日1.5g~3g)の3~6倍にあたる1日9gを長期間(6か月)摂取しても安全性に問題ないことが、実際に人に飲んで頂いた臨床試験で確認され、このような研究成果は国際論文として発表されています。弊社がこれまでに発表した国際論文数は28本と、アガリクスの専門メーカーでは最多、ダントツの研究実績です。

論文数

国内には、専門メーカー以外にもアガリクスを製造販売するする企業はたくさん存在します。数あるアガリクス製品から、品質の良いものを選ぶ際には、製品の裏付けとなるデータがあること専門メーカーの製品を選ぶことが重要です。

高い栄養成分があるのは、ブラジル産露地栽培製品のみ

繰り返しになりますが、アガリクス製品は、産地や栽培方法によってまったく特徴が異なります。

産地はブラジル産、栽培方法は露地栽培、そして信頼できる専門メーカーの製品を選ぶことをお勧めします。アガリクスの本来のパワーを実感できるのは、天然に最も近いブラジル産露地栽培のアガリクス製品です。安心安全のアガリクス製品をぜひ家族みなさんで体感してください。

投稿者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー