今、注目のサプリメント、アガリクスの選び方

今、注目のサプリメント、アガリクスの選び方

サプリメント

執筆者:元井章智(サプリメントアドバイザー NR=栄養情報担当者)

健康ブーム、健康志向の広まりから、健康食品やサプリメントの需要が急速に増えています。サプリメントとして製造される種類も一気に増え、その人気は衰えを知りません。そんなサプリメントの世界で注目を集めているのが、アガリクスです。

補完代替療法でも注目のサプリメント

アガリクスは、数ある健康食品やサプリメントの中でも、多くの愛用者がいます。一般の病院やクリニックといった、いわゆる西洋医学の保険診療をサポートする補完代替療法の分野でも使用頻度の多いサプリメントとして、プロポリスやAHCCなどを大きく引き離して支持率60%というデータもあるほどです。

補完代替療法

アガリクスは、南米ブラジルのサンパウロ市郊外に位置するピエダーテ地方に自生しているキノコです。ヒラタケ属に分類され、学名は「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」「アガリクス・ブラジリエンシス」などと呼ばれています。現地ではアガリクスの希少性の高さ故、「神のキノコ」「幻のキノコ」「太陽のキノコ」などと称されています。

アガリクスは真菌類に分類されているので、菌株によってその性質が異なるという特徴があります。もっとも有名な菌株は、キング・アガリクス21=KA21です。太陽の強い光の下でも生育できるため、一般的に栽培が難しいとされている露地栽培を可能にしました。

弊社はブラジルに露地栽培農場を持つ数少ないアガリクスメーカーです。弊社がキング・アガリクス21株を使用して栽培しているブラジル産アガリクスは、太陽の恵みと雄大な大地から豊富な栄養を吸い上げて、大きく育っています。

農場

(ブラジルの露地栽培農場)

キングアガリクス

(過酷な事前環境を生き抜いた露地栽培アガリクス)

アガリクスの栽培方法と栄養素の違いは

アガリクスの原産国はブラジルです。アガリクスが補完代替療法で支持を集めていくようになると、安価で大量生産をしようと日本や中国でもアガリクスが栽培されるようになりました。

日本や中国はブラジルのような気候でないため、露地栽培はできません。主に、暗室で人工的に栽培するハウス栽培でアガリクスを育てています。

ハウス栽培

(暗い小屋の中で栽培されるハウス栽培アガリクス)

ハウス栽培

(人工的な環境で栽培されたハウス栽培アガリクス)

アガリクスを栽培する目的は同じですが、露地栽培とハウス栽培では、栽培されたアガリクスの栄養価に違いがあります。

たとえば、アガリクスの主要成分であるβ-グルカンは栽培された土壌にもよりますが、日本食品分析センターの調べによると乾燥品100g中、露地栽培では12.4g、ハウス栽培では8.2gと、含有量に差があることがわかりました。

β-グルカン

また同じく日本食品分析センターによると、世界的に注目されているビタミンDに関しても乾燥品100g中、露地栽培では69.5μg、ハウス栽培では2.9μgと含有量に差が出ています。

主要成分などの有用成分が多く含まれたアガリクスを製品化しなければ、アガリクスの有用性を本当の意味で実感することはできません。主要成分β-グルカンや世界的に注目されている栄養素であるビタミンDといった成分だけを見ても、露地栽培のアガリクスとハウス栽培のアガリクスに栄養価の違いがあることがお分かりいただけたと思います。

銅、鉄、カルシウムの含有量にも違いが

栽培された土壌にもよりますが、ブラジル産露地栽培のアガリクスと日本産ハウス栽培のアガリクスの栄養価を比較してみると、カルシウムで約26倍、銅で約10倍、セレンやビタミンB1、日本人に不足しがちな鉄、といった栄養素でも露地栽培のアガリクスの方が含有量の多いことがわかってきました。

アガリクスの栄養素

有用性を実感するための栄養素を豊富に含んでいるのは、ブラジル産の露地栽培されたアガリクスです。弊社は、自社の露地栽培農場で、栄養価の高いアガリクス栽培に力を注いでいます。

自然環境に左右されるため栽培が非常に難しくハウス栽培の約10倍のコストがかかるという問題を抱えていますが、長年の研究実績より値段的には安価な日本産ハウス栽培の商品に匹敵するにもかかわらず、高品質を保っています。

アガリクスに特化した研究開発から得た知識

栽培が難しいとされる露地栽培。弊社がそれを克服できたのは、やはり、研究開発、研究実績によるものが大きいです。弊社は国際論文の累計発表数がアガリクスメーカーで28本とナンバーワンです。

論文数

一般的な健康食品会社が、自社で発売しているサプリメントのひとつとしてアガリクスについて研究するのとは異なり、弊社は専門メーカーとしてアガリクスのみに特化した研究開発を行っています。

アガリクスは主要成分であるβ-グルカンの分子量が大きいほど有用性を発揮しますが、それはアガリクスについて研究を重ねていないとたどりつくことのできない結論です。

アガリクスの製品の中には、β-グルカンの分子量を小さくする細分化、低分子化された製品がありますが、低分子化した製品ではアガリクスの有用性は実感しにくくなってしまいます。

信頼すべきは、アガリクス専業メーカー

健康維持に有用なサプリメントとして注目を浴びるアガリクス。

そして、アガリクスのサプリメントの有用性をあますところなく実感しようと思ったら、ブラジル産露地栽培のアガリクスを選ぶと同時に、アガリクス専業メーカーである弊社の製造した製品を選んでいただきたいと思います。

執筆者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

参考文献

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