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2018.12.17
アガリクス関連情報

注目の茸、アガリクスを徹底解説

注目の茸、アガリクスを徹底解説

解説

執筆者:元井章智(サプリメントアドバイザー NR=栄養情報担当者)

 

アガリクスは補完代替療法の中でも注目を集めている茸(きのこ)です。アガリクスがどんな特徴を持つ茸なのか、どのように栽培されている茸なのか、どんなアガリクス製品を選ぶのが有用性を実感できるのでしょうか。ここでは、大注目の茸、アガリクスに関するさまざまな情報を解説していきます。

 

アガリクスとは、どんな茸?

私たちのまわりには、エノキダケ、シメジ、マイタケ、マッシュルーム、マツタケなどさまざまな種類の茸があります。食物繊維が豊富だったり食感や風味を楽しめたりするので、積極的に購入して調理する人も多いのではないでしょうか。

 

アガリクスは、そんな茸のひとつです。アガリクスは、和名をヒメマツタケといい、学名は「アガリクス・ブラゼイ・ムリル(Agaricus blazei Murill)」「アガリクス・ブラジリエンシス(Agaricus brasiliensis」、「アガリクス・サブルフェセンス(Agaricus subrufescens)」などと呼ばれています。

 

なじみの深いマッシュルームはアガリクスと同じハラタケ属に分類されているので、学名を「アガリクス・ビスポラス(Agaricus bisporus)」といいます。こう考えていくと、アガリクスは身近な茸と言えるのではないでしょうか。そんなアガリクスの原産国は南米ブラジルです。アガリクスはこのブラジルの中でも、サンパウロ郊外のピエダーテ地方に自生していました。原地では「太陽の茸」「幻の茸」「神の茸」などという愛称で呼ばれ、希少性が高いと一目置かれている茸でした。

 

現在、ブラジルでは露地栽培でアガリクスが栽培されています。ブラジルはアマゾン川流域に広がる豊沃な土壌など、未開で自然の栄養をたっぷりと蓄えた大地が広がっています。その大地の恵みを存分に吸収し、太陽の光を浴び、風雨に耐えてアガリクスはたくましく育っています。

キングアガリクス

(アガリクスの原産地 ブラジルの大自然)

農場

(アガリクスの露地栽培農場)

キングアガリクス

(過酷な自然環境の中、たくましく育った露地栽培アガリクス)

 

ブラジルで珍重されていた茸が日本や中国へ

ブラジルのピエダーテ地方で自生していたアガリクスは、その有用性から日本や中国でも広く栽培が行われるようになりました。もちろん、ブラジルのような気候的条件が整わないため、日本や中国では露地栽培は行えません。かわりの栽培方法として、ハウス栽培が始まりました。

 

アガリクスのハウス栽培は、太陽の光を遮断した湿気のこもった暗室で行います。自然環境に左右されることなく人工的に栽培するので、安価なアガリクスが大量に生産できるのがメリットです。しかし、ハウス栽培で育ったアガリクスは、露地栽培のアガリクスと比べるとこぶりなものが多く、中には露地栽培の5分の1程度の大きさにしかならないものもあります。

ハウス栽培

(暗所で栽培されるハウス栽培アガリクス)

ハウス栽培

(人工的な環境で栽培されたハウス栽培アガリクス)

サイズの比較

(サイズの比較 左:ハウス栽培アガリクス 右:露地栽培アガリクス)

 

当然のごとく栄養価も低くなってしまい、日本食品分析センターの調べによると主要成分であるβ-グルカンは乾燥品100g中の含有量は露地栽培12.4g、ハウス栽培8.2gという結果が出ています。また、世界的に注目を集めている栄養素であるビタミンDに関しても、乾燥品100g中の含有量は露地栽培69.5μg、ハウス栽培2.9μgという結果があり、ハウス栽培と比較すると露地栽培のアガリクスの栄養価の高さが際立っています。

β-グルカン

ビタミンD

アガリクスにはβ-グルカンやビタミンDのほかにも、日本人に不足しがちであるカルシウムや鉄分、ビタミンB1、セレン、銅なども豊富に含まれています。それら栄養素を比較しても、カルシウムは約26倍、銅は約10倍と露地栽培の方がハウス栽培より含有量が多いことが分かっています。

アガリクスの栄養素

有用性を実感するなら、ブラジル産露地栽培のアガリクスを選ぶことがポイントとなります。

 

「アガリクスとは何か?」を真摯に追い求める専業メーカー

アガリクス関連商品が多く売られていますが、それらの中で安全性や信頼性の高いアガリクスをどのように見分ければよいのでしょうか。

 

一般的な健康食品メーカーは、多種多様な健康食品の中のひとつとしてアガリクスを捉えています。アガリクスへの研究開発に専念しているわけではありません。つまり、アガリクスについてすべてを知り尽くしているとは言えないケースがあるのです。

 

では、弊社のようなアガリクス専業メーカーはどうでしょうか。アガリクス専業メーカーは、アガリクスに特化した研究開発を行っているので、アガリクスが持っている有用性、アガリクスに適した栽培方法、アガリクスの有用性を実感できる製造方法や商品開発に余念がありません。

 

国際論文の多さも判断基準のひとつに

弊社は、日々アガリクスの研究開発に取り組んでいますが、その姿勢は国際論文の発表数にも表れています。弊社の国際論文累計発表数は28本。これは、アガリクスメーカーの中で最多を誇ります。

論文数

弊社はブラジルにアガリクスの露地栽培農場を持っており、研究開発に基づいた最適な栽培方法で傘の大きな栄養価の高いアガリクスを真摯に栽培しています。アガリクス商品を選ぶなら、弊社の商品をぜひお試しください。ブラジル産露地栽培にこだわった、研究開発に基づく質の高いアガリクス商品を提供させていただきます。

キングアガリクスの生産者

(ブラジルで露地栽培された弊社のアガリクス)

 

執筆者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

 

参考文献

1) S.P.Wasser et al.,Int J Med Mushrooms,4,267-290(2002)

2) RW.Kerrigan et al.,Mycologia,97,12-24(2005)

3) K.Wisitrassameewong et al.,Saudi J Biol Sci,19,131-146(2012)

4) Y.Liu et al.,Evid Based Complement Alternat Med,5,205-219(2008)

5) N.Ohno et al.,Pharm Pharmacol Lett,11,87-90(2001)

6) S.Hashimoto et al.,Int J Med Mushrooms,8,329-341(2006)

7) N.Ohno et al.,Biol Pharm Bull,24,820-828(2001)

8) D.Yamanaka et al.,BMC Complement Altern Med,14,454(2014)

9) D.Yamanaka et al.,Immunopharmacol Immunotoxicol,34,561-570(2012)

10) D.Yamanaka et al.,Int Immunopharmacol,14,311-319(2012)

11) N.Ohno et al.,Carbohydr Res,316,161-172(1999)

12) M. Motoi et al.,Int J Med Mushrooms,17,799-817(2015)

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