アガリクスは補完代替療法でランキングNO.1

アガリクスは補完代替療法でランキングNO.1

No.1

執筆者:元井章智(サプリメントアドバイザー NR=栄養情報担当者)

日本は長寿の国です。高齢者でも健康で生き生きとした人生を送っている人が多いのは、毎日の健康管理をしっかりと行っているからでしょう。アガリクスは、病院で受ける保険診療をサポートする補完代替医療の分野で多くの人たちに愛用されています。そんなアガリクスについて解説してみたいと思います。

アガリクスは補完代替療法の代表サプリ

「今の健康を維持して充実した毎日を送りたい」とお考えの方などが愛用している健康食品が、アガリクスです。アガリクスは、西洋医学の治療を行っている一般的な病院やクリニックでの保険診療をサポートするための補完代替療法で、もっとも使用頻度の高い健康食品・サプリメントのランキング1位です。

補完代替療法

健康を考える人たちがよく利用すると言われているプロポリスやAHCC、漢方薬などを抑えてアガリクスがN0.1といった調査結果が出ています。補完代替療法の代表的なサプリメント・健康食品として有名なアガリクスとは、どのようなものなのでしょうか。

アガリクスとは、南米ブラジルを原産国とするキノコです。なかなか手に入らないキノコで、原地では「太陽のキノコ」「神のキノコ」「幻のキノコ」といった名前で呼ばれていました。アガリクスはハラタケ属のキノコです。同じハラタケ属のキノコとしては、マッシュルームが挙げられます。そう考えると、アガリクスは私たちの生活に身近なキノコとも捉えることができます。

アガリクスの学名は「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」です。国際薬用キノコ学会の提言で、「アガリクス・ブラジリエンシス」という学名も使用されています。アガリクスはキノコの一種なので、菌株によって性質が違ってきます。アガリクスの代表的な菌株にKA21(キング・アガリクス21)、岩出101株、ITO-S株などの菌株がありますが、もっとも研究実績が豊富な菌株は、KA21です。

アガリクスの原産国はブラジル

補完代替療法で使用頻度ランキング1位のアガリクスの原産国は、ブラジルです。アガリクスは南米に位置するブラジルの中でも、サンパウロ郊外にあるピエダーテ地方に自生していました。

ピエダーテ

ブラジルは自然豊かな国で、アマゾン川流域には未開の地が広がっています。その広大な未開の地は土壌に含まれる栄養分が豊富で、化学薬品などの汚染とはまったく無縁です。そんな大地の恩恵をいっぱい溜め込んで、アガリクスが露地栽培されています。

キングアガリクス

(アガリクスの原産地ブラジルの大自然)

農場

(アガリクスの露地栽培農場)

安全で肥沃な土壌で育ったアガリクスは、傘が大きく、主要成分であるβ-グルカンや世界的に注目されているビタミンD、食物繊維、アミノ酸、日本人が不足しがちなカルシウム、鉄分、ミネラルなどの栄養素を豊富に含みます。露地栽培は、灼熱の太陽や厳しい風雨にさらされることから、栽培するのが非常に難しいとされています。

キングアガリクス

(自然環境下の中を生き抜いた露地栽培アガリクス)

そして、厳しい自然環境下でもたくましいアガリクスを栽培できる菌株がKA21です。

菌糸体

(露地栽培が可能な生命力の強い特殊な菌株KA21)

KA21の菌株によって、有用性を実感できる高品質のアガリクスが露地栽培できることになったのです。弊社は、ブラジルに自社でアガリクス露地栽培用農場を持っています。そこでは、KA21の菌株を使用して、栄養がたっぷりつまった高品質のアガリクスを栽培しています。

キングアガリクス

(KA21株を使用して露地栽培されたアガリクス)

補完代替療法で使用頻度ランキングトップになったのも、弊社を代表とするさまざまな研究開発の積み重ねと真摯な栽培姿勢が、広く社会に広まったものと自負しています。

日本産、中国産のアガリクスは?

ブラジルで露地栽培されているアガリクスについて説明しましたが、アガリクスの産地はほかにもあります。代表的な産地は、日本と中国です。

日本では、土壌の安全性に関する検査やアガリクスそのものの品質管理などは行き届いているため、安全性の高いアガリクスが栽培されています。しかし、ブラジルの気候とは違うので、アガリクスの露地栽培は行われていません。日本では、ハウス栽培によってアガリクスを育てています。ハウス栽培というと、イチゴ栽培に用いるようなビニールハウスを想像する方が多いのではないでしょうか。

実は、アガリクスのハウス栽培は、日光の当たらない暗室で行われます。湿気も多い真っ暗な部屋で栽培されたアガリクスの大きさは、こぶりなものが多いです。

ハウス栽培

(日光を遮った暗所で行われるアガリクスのハウス栽培)

ハウス栽培

(人工的な環境下で栽培されたこぶりなハウス栽培アガリクス)

サイズの比較

(サイズの比較 左:ハウス栽培アガリクス 右:露地栽培アガリクス)

そのため露地栽培のアガリクスと栄養面を比較すると、主要成分であるβ-グルカンの含有量も少なくなってしまいます。世界的に注目を集めている栄養素であるビタミンDも日本食品分析センターの調べによると乾燥品100g中、露地栽培は69.5μg、ハウス栽培は2.9μgといった具合に、圧倒的な差で露地栽培に軍配があがっています。

β-グルカン

ビタミンD

また、日本は土壌が狭いので連作することになりますが、それによって土壌の栄養価と共に作物の栄養価も低下傾向にあります。複数の要因が絡み合い、日本産ハウス栽培のアガリクスの栄養価が低くなっていることがわかります。実際にブラジル産のアガリクスと日本産を比較するとカルシウム、銅、セレンなどの含有が少なくなっています。

アガリクスの栄養素

では、中国産のアガリクスはどうでしょう。中国でも、気候面の問題からハウス栽培を行っています。日本と同じ暗室によるハウス栽培なので、自然の恩恵を享受できる環境ではありません。また、中国の場合は、大気汚染、土壌汚染といった環境汚染の心配が払拭しきれません。汚染された土壌でアガリクスを栽培してしまえば、そのアガリクスは有用性を実感できないばかりか、身体に悪影響さえ及ぼすことが懸念されます。

こう見ていくと、日本産や中国産のアガリクスを使用している製品もありますが、やはり、原産国ブラジルで露地栽培されているアガリクスを使用している製品がよいといえるでしょう。

多種類の健康食品を製造しているメーカーの品質は?

アガリクス製品を選ぶ際は、ブラジルで露地栽培されたアガリクスを使用したものを選ぶのがよいことは、お分かりいただけたかと思います。でも、それだけでは高品質のアガリクスを手にすることはできません。

アガリクス製品を製造しているメーカーの良し悪しを見極めることも重要だからです。アガリクスの人気に便乗し、一般的な健康食品メーカーがアガリクス製品の製造に乗り出しています。しかし、アガリクス以外の健康食品も多数製造しているため、アガリクスについての研究開発は二の次になってしまうこともあるでしょう。そんな姿勢で製品化を行っても、アガリクスの有用性をあますところなく実感できる製品を製造できるかどうか、疑問が残ります。

研究開発ならアガリクス専業メーカーに勝るものはありません

アガリクスの有用性を製品化するためには、どうしても研究開発の積み重ねが必要です。そんなとき、頼りになるのがアガリクス専業メーカーです。

アガリクスのみに神経を集中させ、アガリクスの栽培方法、アガリクスの有用性、アガリクス製品の製造方法などの研究を日々積み重ねています。弊社=東栄新薬は、まさにアガリクスに関する研究開発に特化しているアガリクス専業メーカーです。国際論文の累積発表数は、アガリクスメーカーの中でも最多です。

論文数

弊社のアガリクス製品は、アガリクスの世界を牽引してきた弊社独自の研究開発の成果が詰まっています。毎日の健康維持や補完代替療法としてアガリクスをお探しの方は、ぜひ、弊社のアガリクス製品をお試しください。

執筆者プロフィール

社長

元井章智

東栄新薬株式会社代表取締役社長

株式会社ケーエーナチュラルフーズ代表取締役社長

慶應義塾大学SFC研究所所員、東京薬科大学薬学部免疫学教室専攻
日本抗加齢医学会会員、NR(栄養情報担当者)・サプリメントアドバイザー

参考文献

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